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加賀友禅オンライン体験とは?

 
   
加賀友禅_糊置き
 
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加賀友禅_糊置き
 
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加賀友禅_糊置き

 

私は、小学校や学生たちに加賀友禅の伝統文化をたくさん知ってもらいたいと日頃から体験活動を行っています。この活動から沢山の方々のご縁を感じ、もっと身近で気軽に体験ができないかと考え、体験キットを準備させて頂きました。
ここでは、工程の解説や作業ポイントを動画にてご紹介させて頂きたいます

オンライン体験工程

 

 1.加賀友禅体験キット説明

 

大きな作品を制作するのではなく、ご自宅で気軽にできる体験キットです。

 

2.下絵~青花

図案を考え生地に絵を描いてみましょう。
図案の線に青花を使って布に丁寧に描き写していきます。下絵は、自分で見える程度でよいので、出来るだけ青花は細い線でしっかり描きましょう。
【注意点】筆は全部ぬらさないこと!
この他、ご自身で基本の空と山と水辺の空間を利用し、世界に一つだけの友禅柄の下絵を描いてみて下さい。

    下絵例

    例1)空には、雲と太陽を加えます。山には、樹木を描いたり、山肌を加えます。水辺には、魚たちを泳がせてみます。
    例2)空には、虹が渡っている柄にする曲選を加えます。山には、麓の家々や木立を加えます。水辺には、舟を浮かべます。

 

 

3.糊置き

 

最も大切な工程となる、糸目糊糊置きを行いましょう。
青花で描いた下絵の線を目印にし、糊置きを行います。
糊置きは、染料の区分けをするための防波堤づくりの作業になります。

 

 

4.地入れ~乾燥

 

地入れは、糊をしっかり布に定着させ、ドライヤーで乾かす作業になります。

 

 

5.彩色

 

キットに含まれている染料は、単色で使用する事は勿論ですが、色を混ぜ合わせてお好みの色を作って楽しんで下さい。
筆に染料を含ませすぎず、薄い色から彩色を行います。

 

 

6.蒸し~水洗い~乾燥~完成

 

彩色が終わった生地をドライヤーを使って蒸していきます。
蒸しが終わると水洗いの工程になりますが、温水を使うと色が流れ出たり、他の部分に色が移る事もあるので、冷水でしっかり洗うのがポイントです。
乾燥まで終えると、最後にお好みの額などに入れて完成です。